↑この記事の続きです。
※2022年8月撮影
夕張市役所
昭和53年に完成した庁舎です。
階段はこの時期の建物によく見られるタイル張りになっていますが、何とも言えない状態です。
噴水
昭和38年に駅と市民会館が一体となって建設された建物です。
夕張本町駅は1971年の夕鉄線短縮に伴い廃止となっています。
市民会館の方は市が破綻した頃に一度閉鎖、その後NPO法人によって運営されていましたが、耐震が十分ではなく平成27年に閉鎖されています。
扉や窓は全て板が貼られています。
レストラン跡
夕張本町駅の入り口もこの辺りにあったようです。
市民会館入口
裏側
中央に見える白い建物の一階部分にホームがあり、そこに夕張鉄道の列車が乗り入れていました。
ちなみにこの場所は、1985年に石炭の歴史村大駐車場から移転してきた国鉄(JR)夕張線の2代目夕張駅があった場所でもあります。
駅舎はワフ29500形ワフ29756、ワフ29900とワム80000形ワム86579の3両の貨車を使ったものでした。
1990年に廃止時の場所であるホテルマウントレースイ前に路線短縮の上移転し、市役所裏から鉄道は無くなっています。
ちなみに駅舎として使われていた貨車は、遊園地「アドベンチャーファミリー」に移設されたそうです。(閉園、撤去済み)
凸凹になった舗装
メルセデスベンツの廃車
「W114」という車種だそうです。
上に建物がありますが、そちらもまた凄い状態です・・・
2019年に廃止となった夕張線の駅跡も少し見てきましたが、そちらは本館の陳列館の方に載せます。
〈参考資料〉