※2023年8月撮影
上砂川駅跡の保存車両を見たついでに三井砂川炭鉱施設跡も見てきました。
三井砂川炭鉱中央竪坑櫓
昭和42年建設の竪坑櫓です。
この他少し南の炭山神社跡近くに第一竪坑櫓もありましたが、そちらは2003年に解体されてしまいました。
閉山後は竪坑を利用して物を落下させる無重力実験施設となっていましたが、2003年に閉鎖されて現在は放置状態です。
無重力科学館
1994年に地下無重力実験センター向かいに作られた科学館です。
残念ながら2005年で閉鎖されています。
隣接して「かみすながわ炭鉱館」があり、そちらは現在もやっていますが休館日でした。
敢闘像（坑夫の像）
昭和20年に制作され、鉱山事務所前にあったものだそうです。
標語塔
鉱山事務所があった辺りに残っています。
「業績の向上」、「総力の発揮」と反対側に「責任の完遂」が書いてあります。
ずり山
採掘の際に出た土砂が積まれたものです。
山頂付近に何かが見えますが、これはずりを積んだ鉱車を引き上げるための滑車跡だそうです。
※一部を除き2021年撮影
札幌そごう
開店：1978年9月1日
閉店：2000年12月31日
延床面積：86582㎡
〈備考〉
最北端のそごうだった店舗です。
国鉄札幌駅前に建てられた商業施設「札幌エスタ」の核テナントとして開業しました。
そごう倒産の影響で2000年12月25日に食品売り場を残して閉店し、31日で全フロア閉店しています。
そごう閉店後は札幌エスタとして引き続き商業施設として営業していましたが、北海道新幹線工事に伴う再開発で取り壊されることになり、2023年8月31日で閉館しました。
別角度から
創成川側から見た図
竣工
定礎や大店法プレートは見つかりませんでした。
地下入口
照明
階段
大理石に圧倒されます。
2階エレベーターホール
エレベーター周りはそごうの面影が残っていました。
ボタン
バスターミナル入口
雪の結晶のような床タイルがありました。
照明
ここにも雪の結晶模様。
2階デッキ
ここも雪の結晶が描かれていました。
屋上
エスタになってから「そらのガーデン」となって公開されていました。
案内板
一部は閉鎖され、そごう時代そのまま残されていたようです。
オリンピック記念
東豊線の駅構内にあるオリンピックを記念する壁画です。
協賛企業のロゴが書かれていますが・・・
札幌そごうの文字もあります。
夜の札幌エスタ（2022年8月）
閉店間近の札幌エスタ（2023年8月）
再開発による閉店を控えた2023年8月に再訪問してきました。
地下入口
閉店に際し、展示や寄せ書きコーナーが設けられました。
カウントダウン
年表
エレベーター
レストラン街以外のフロアが閉店した後の撮影です。
夜閉店後のシャッター
夜閉店後の地下街
1935年頃の札幌駅壁画
壁画
大理石階段
バスターミナル
横浜そごうのように、札幌そごうは1階にバスターミナルが併設されていました。
エスタロゴ
エスタ案内
閉店目前の夜のエスタ
札幌エスタは予定通り8月31日で閉店し、今後徐々に姿を消していくことになります・・・
〈参考リンク〉
https://web.archive.org/web/20001019011043/http://www.sapporo-sogo.co.jp/
https://web.archive.org/web/20000919232317fw_/http://www.sapporo-sogo.co.jp/top.htm
https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20211110_KO_Esta.pdf
炭鉱メモリアル森林公園
説明板
竪坑巻上櫓
当然のことながら竪坑は塞がれています。
原炭ポケット
開閉所
かつてはこれら以外の設備や住宅、三菱
少し