※2023年8月撮影
上砂川駅跡の保存車両を見たついでに三井砂川炭鉱施設跡も見てきました。
三井砂川炭鉱中央竪坑櫓
昭和42年建設の竪坑櫓です。
この他少し南の炭山神社跡近くに第一竪坑櫓もありましたが、そちらは2003年に解体されてしまいました。
閉山後は竪坑を利用して物を落下させる無重力実験施設となっていましたが、2003年に閉鎖されて現在は放置状態です。
無重力科学館
1994年に地下無重力実験センター向かいに作られた科学館です。
残念ながら2005年で閉鎖されています。
隣接して「かみすながわ炭鉱館」があり、そちらは現在もやっていますが休館日でした。
敢闘像(坑夫の像)
昭和20年に制作され、鉱山事務所前にあったものだそうです。
標語塔
鉱山事務所があった辺りに残っています。
「業績の向上」、「総力の発揮」と反対側に「責任の完遂」が書いてあります。
ずり山
採掘の際に出た土砂が積まれたものです。
山頂付近に何かが見えますが、これはずりを積んだ鉱車を引き上げるための滑車跡だそうです。