※一部を除き2020年3月撮影
柚木そごう・忠実屋フランツ南大沢店
開店:1992年6月7日
柚木そごう閉店:1994年10月3日
忠実屋フランツ閉店:1995年2月28日
店舗面積:18889㎡(増築後)
〈備考〉
南大沢駅前に開業した「ガレリアユギ」の核テナントとしてそごうと忠実屋フランツが並んで入っていました。
そごうが線路側(奥)、忠実屋フランツが道路側(手前)です。
柚木そごうは僅か2年で閉店となり、そごうでは最も短命の店舗になりました。
忠実屋フランツ南大沢店は後にダイエーに転換されましたが、こちらも長くは続きませんでした。
跡地は、そごうと忠実屋フランツの間にあった窪みを埋めて吹き抜けにするなどの工事が行われ、数年経った1998年2月27日にイトーヨーカドーが開店して今に至ります。
大規模小売店舗プレート
イトーヨーカドーが入る際に設置された物です。
屋上看板
そごう時代は、今の看板の土台となっている出っ張りにロゴが付いていたようです。
忠実屋のロゴが付いていたと推測される場所
人形時計があったと推測される場所
僅か2年で幕を閉じた店舗ですが、人形時計はしっかり設置されていました。
そごう閉店後に撤去され、跡形も残っていません。
1階エレベーター扉(2020年12月撮影)
店内にそごう、忠実屋フランツ時代の面影はほとんどありませんが、唯一エレベーターはそごう時代そのままの物が使用されています。
ボタン周り
そして驚いたことに、そごうのエレベーターでは良く見られたドア開閉時のピヨピヨ鳴る装置(チャッピー)も現存しており、しかもそれが2021年頃から復活しました。
↑ピヨピヨの音
5階のエレベーター扉
〈リスト〉
柚木そごう
— プラ民(凹凸プラ陳列館の人) (@Hamaru_pura) 2020年3月26日
1992年開店、1994年閉店と僅か2年しか存在しなかった店舗です。
そごうと共に忠実屋も入っていましたがそちらも1995年に閉店し、1998年にイトーヨーカドーが入って今に至ります。
「南大沢」ではなく古い地名の「柚木」を使う辺りがさすがです。#プラみサティめぐり #そごう pic.twitter.com/auuv8QJLip
〈参考資料〉
https://www.tama-nc.co.jp/facility/galleria-yugi
http://www.jcsc.or.jp/wpjcsc/wp-content/uploads/2015/09/list_of_shopping_centers.pdf